パワプロがPS3での発売が決定しています。
評判などは発売後に特集を組む予定ですが、今週はまずそのパワプロを100%楽しむために、PS3以前のパワプロから傾向を割り出します。
今日はパワプロ攻略第3弾!過去の作品の問題点を考えます。
ここに全ての情報がある。実況パワフルプロ野球パワプロ
☆選手の能力に関しての問題点
客観的・主観的両面から、選手の能力の設定については毎回批判が多い。その考察。
阪神タイガースの赤星憲広の弱肩や広島東洋カープ(現:西武ライオンズ)の福地寿樹の走力が東出輝裕より劣るという批判などが代表的な例で、これに対し赤星憲広は「次のパワプロでは肩の評価をもっと良くさせるよう頑張ります」と語っていた。ほかには、横浜ベイスターズの広い守備範囲が売りで一時は中堅を守っていた、2001年度捕殺王の金城龍彦の守備力が、2005年ゴールデングラブ賞を受賞するまではEとなっていた。しかし、それでも2006年発売の実況パワフルプロ野球ポータブルでは微妙に上がっただけでDとなっていた。
また2005年に両リーグでそれぞれ30本近くのホームラン成績を残しているにもかかわらず、ホームラン性の打球が出やすい特殊能力「パワーヒッター」を持っていない選手が2005年時の上位チームの主力選手(阪神タイガースの今岡誠の29本や西武ライオンズの和田一浩の27本、中日ドラゴンズの福留孝介の28本など)を中心に散見される一方で、20数本しかホームランを打っていないのに「パワーヒッター」を持っている選手(西武ライオンズの中村剛也の22本や東北楽天ゴールデンイーグルスの山崎武司の25本など、さらには両選手のパワー設定は最高ランクのAではなくBである)なども見られ、余計に「パワプロの選手能力設定は適当過ぎる」という批判に油を注ぐ格好となっている。
2005年末に発売されたパワプロ12決定版では、ようやく赤星の肩力がDと設定され、評価が上がった形になった。また、近年のホームラン数の増加の原因を投手の「一発病」に転嫁した事もあった。(実際の原因はラビットボールの採用と考えられる。現在は見直されある程度沈静化している。)
また、外野手より内野手の方が肩が強いなどという問題点も多くある(例えば、ロッテの外野手の諸積の肩はGだが、内野手の堀がDなど)もちろん外野から内野にいくと肩が強くなったり、内野から外野にいくと肩が弱くなるという事はない。
こっちは12月発売のPS2ソフト 実況パワフルプロ野球 13
選手の能力値に関しては人によって感情のちがいがあるので、完璧な査定は不可能といえる。ただ、たしかに不自然な査定の選手がいることも事実である。(例えばカーブしか変化球を持たない江川など)
それら評価とは別に、パワプロ94で右打者である千葉ロッテマリーンズの初芝清が左打者と設定されていたなどの間違いがあり、NPB選手データ設定の不評に拍車をかけている。
さらに、投手の球種の査定も問題があり、このゲームは最大球種が6(各方向5+同方向変化球1)あるにもかかわらず、どの投手も多くても3つしか球種しか無いという問題がある。実際の野球選手がみんな球種が3つや2つしか無いのはおかしい話である。(小宮山や三浦、巨人の久保などは球種が多い投手)ただし、もともと投高打低の傾向のある打撃システムなので、現実に沿って球種を再現するとゲームバランスに支障をきたす場合も考えられる。
パワプロ12でOB選手の山本浩二の背番号が88になっている(監督・コーチは現在のチームと背番号で登場なので本当は背番号8。現役時代も背番号8で、背番号88なのは一次政権のときのみである)。島野育夫は打率3割を記録したシーズンが一度もないのにミートC(ミートCは通常、打率3割以上が目安となっている)になっている。など、OBの設定には現在も明かなミスや不可解な点(再現年度、守備位置、能力値)が多い。
また、近年サクセスモードはライトユーザーのために運の要素が強くなっている、と上記にも記してあるが、現実的にはそれまでのユーザーがやりにくくなっただけで、さほどライトユーザーの救済にはなっていないとも考えられる。さらに12のCOMがかなりの投低打高になっており、いままでのシリーズの中で最悪のゲームバランスと言われる。例を上げるとCOMがボール球を振らない、どんなにいいコース(外角いっぱいの低めのストレートなど)に投げても打たれる、たまにどこに投げても打ってくるつるべ打ち状態になるなど。
ニンテンドーDS版もあります。パワプロクンのDS甲子園
なお、ゲームシステムにも問題があり、COMが四球が全くでない、ペナント時に正規のポジションでない者を付けたりする(例:キャッチャーにイ・スンヨプが入る)、いつまで経っても外国人選手を使いづけて世代交代が行われない、まだまだ働き盛りの若手を解雇する、わけの分からないトレードをするなど現実では到底、有り得ないようなことが起こり、多くのユーザーが改正を望んでいる。
これは私個人の要望と期待でもあるが、Playstation3でどれほどユーザーの支持を得られるかは不自然を感じないゲームシステムの開発にかかっているといっても過言ではないであろう。ユーザーがゲームに多くを望むということはコナミにその開発力があると期待しているということの表れでもある。これから正念場を迎えるゲームシステム開発スタッフにはその期待を裏切らないパワプロを創り上げてもらいたい。


